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2015. 03. 22  
深海棲艦との戦いは消えるように終息した。
奴らは突然現れなくなったのだ。

数年の観測期間をおいた後に政府は終戦を議決によって決定した。

それは同時に艦娘たちの役割が終わったことを意味していた。
鎮守府では解隊が宣言され、彼女たちは日常世界で生きることを余儀なくされた。

ある者は艤装を外して民間人として生きること選んだ。
ある者は平和を守るために引き続き軍務に就くことを選んだ。
ある者は誰にも何も告げず、艤装を纏って海に出て、そして帰ってこなかった。

そうしてひとり、またひとりと艦娘たちがいなくなり、最後に提督と初期艦だけが残された。

「君は行かないのか?」
「この指輪を頂いた時から、私の居場所は決めていますから」

かつて100を超える艦娘たちがいた鎮守府は、ただ潮騒と海鳥の鳴き声のみの静寂の時間に沈もうとしていた。
提督と初期艦は新たな時間を拒むかのように鎮守府に残り、寄り添うように生き続けた。

そうして数年が経ち、鎮守府から提督の姿が消えた。

『留守を頼む』
1枚の書き置きだけを残して。

初期艦はただひとり、鎮守府で待ち続けている。

これはそんな待ち続ける初期艦と、周囲の人々が織りなす物語。

「ヨコスカ買い出し紀行」。
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