--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014. 09. 14  
-横鎮提督のとーこさんじゅうはちさい- (AL作戦 vol.3)
「AL海域 北方港湾攻撃」

敵艦隊を排除したAL海域陽動艦隊は
深海棲艦の支配領域へと進路を取る。

北方海域はかつて深海棲艦との激戦の末
キス島守備隊の撤退を持って放棄した因縁の地でもある。

事前の偵察によれば、
深海棲艦はコードネーム:D島に港湾設備を建設し
この海域の拠点として使用しているとのことだ。

AL海域陽動艦隊はこの港湾部に攻撃を仕掛け
港湾部の無力化させることが目的だ。

無力化により可能ならば
後方に控える陸軍部隊に連絡を取り
占領を行うこととなっている。

龍驤「D島付近は霧が濃いようやな…彩雲の偵察も一苦労やて…」

扶桑「霧の中での戦闘はちょっと苦手ね…資源の問題もあるし、攻撃部隊は駆逐艦、重巡、空母でいけるかしら?」

青葉「打撃力に難はありますが…青葉たちが三式を積んでいくことでなんとか地上施設へのダメージも行けるかもしれません」

隼鷹「対地攻撃なら流星多めって感じ?」

龍驤「敵戦闘機との戦闘もあるやろうから艦戦と艦攻やね」

扶桑「皆さんお願いします」

一同「了解」

艦隊は第一陣として以下の陣容で出撃。
駆逐:白雪・初雪
重巡:青葉・衣笠(ともに三式弾を装備)
軽空:龍驤・隼鷹

途中、敵艦隊と遭遇するも辛くもこれを撃退し、港湾部へと突入。
それはそこに居た。

これまで見た大型の深海棲艦に比べれば
半分ほどの大きさでしか無い。
だがまるで幼子のような姿でありながらも
20メートルの高さを優に超える。

20140914.jpg
北方棲姫「コナイデ…ッテ…イッテル…ノ……」

龍驤「…なんつーバケモノや」

隼鷹「驚いてる暇はないぜ! 艦載機、やっちゃって!」

北方棲姫からも航空機が飛び立つ、
しかしその中に見たこと無い戦闘機が含まれていた。

隼鷹「新型!?」

龍驤「かまへんわ! いてまえ!」

さしもの烈風も新型機相手に墜とされるものもある。

龍驤「なんとか制空権は確保したで!」

青葉「はい! 攻撃は青葉たちにお任せですよ!」

衣笠「ほら、もう一発!」

青葉、衣笠の放った三式弾が空中で破裂して北方棲姫に降り注ぐ。
北方棲姫の悲鳴がこだまするが破壊するには至らない。

青葉「青葉、弾切れです」

衣笠「あたしも残弾0よ」

龍驤「艦載機も使い尽くしてもうた」

隼鷹「今回の攻撃はこれまでか…撤退しようぜ!」

白雪「了解しました」

初雪「もう帰る…引きこもる…」

艦隊は港湾部より撤退し、戦神丸へと帰投した。

その後、幾度もの出撃を続け、
北方棲姫にダメージを与えるものの
道中の霧で進路を誤り、
港湾部に辿り着かずに帰投するはめになったのも幾度か。

龍驤「こうなったら、索敵の精度を上げるしかないやろなあ」

青葉「たどり着いても、青葉と衣笠さんとでは火力不足なのも否めません」

扶桑「見込みでいいのだけど、あとどれくらいで倒せそうかしら?」

衣笠「あと1回か2回だと思います」

扶桑「……あまり賭けは得意じゃないのだけど」

山城「基本的に私たち運が無いですからね…」

隼鷹「いや、笑えないからそれ」

扶桑「残り僅かの出撃なら火力増強のために、私と山城も出ましょう」

山城「あとは索敵ですか…」

龍驤「二人が出るなら、航空隊は制空権確保分だけ残して、索敵に機体を回そうと思うんやけど」

扶桑「そうね…それでお願いするわ」

艦隊の最終陣容は
軽巡:五十鈴
重巡:青葉・衣笠(ともに三式弾を装備)
戦艦:扶桑・山城(ともに三式弾を装備)
軽空:龍驤(索敵機メイン)
となった。

隼鷹「龍驤、アタシが行ってもいんだぜ?」

龍驤「ありがとな。でも自分でケリつけなきゃあかん気が済んねん」

隼鷹「何があっても落ち着いていけ」

龍驤「わかっとるって。敵撃破の吉報を待っといてな」



20140914_2.jpg
索敵機の尽力あり艦隊は港湾部に到達

20140914_3.jpg
北方棲姫「カエレ……ッ!」

龍驤は見た。
北方棲姫の手の中にあるものを。
70年前に失ったものを。

龍驤「こんの糞ガキぃ! ウチのゼロ返せやあああ!」

龍驤が発艦させた艦載機とともに北方棲姫へと向かって駆け出す。

扶桑「龍驤!? 五十鈴、青葉は龍驤を止めて!」

五十鈴「わかったわ!」

青葉「了解です!」

龍驤のあとを2隻が追う。

扶桑「山城、衣笠、砲戦開始。仕留めるわよ!」

山城「分かりました姉様」

衣笠「衣笠さんにおまかせよ!」

航空機たちの空戦が繰り広げられる下を龍驤が走る。
その姿を見た北方棲姫の目が嘲るように嗤う。

北方棲姫「レップウ…オイテケ……」

龍驤「やるかドアホウ!」

怒鳴り散らしながらさらに迫ろうとする龍驤を五十鈴と青葉が捕まえた。

五十鈴「あんた何やってんのよ!」

青葉「龍驤さん、危ないですってば!」

龍驤「離せ! 離せアホウ!」

五十鈴「離すわけ無いでしょ!」

青葉「龍驤さんはあの零戦を取り戻したいんですね…わかりました。青葉がやります」

五十鈴「ちょっと、何する気?」

青葉「索敵も砲撃も雷撃も、青葉におまかせ!」

北方棲姫はすでに扶桑たちの攻撃で虫の息まで追い詰められていた。
そして青葉の放った三式弾がその息の根を止める。

20140914_4.jpg
AL海域陽動艦隊、北方棲姫を撃破。

龍驤は半ば放心しながら焼け落ちた北方棲姫の元へと歩み寄った。
そして最後まで握られたままの零戦を見上げる。
しかしそれは形のみが零戦に近い、ただの鉄の塊だった。

五十鈴「何よこれ…ガラクタ?」

青葉「深海棲艦の思考はよくわかりませんねえ…」

龍驤「青葉も五十鈴もすまんかったな…考えてみれば70年前の機体がここにあるはず無いねん」

五十鈴「正気になってくれればいいわよ」

青葉「青葉たちも気持ちはわかりますから」

龍驤「ウチ、あの人の汚名を晴らせたんやろうか…」

龍驤のつぶやきは北方の空に消えていった。

20140914_5.jpg
北方棲姫の撃破を持ってAL海域陽動艦隊はAL海域の無力化に成功した。

しかしそれはここより南方で繰り広げられるMI作戦のお膳立てでしか無い。
戦いはまだ続く。
NEXT Entry
違うんだ!違うんだってば!
NEW Topics
ちんじふ劇場【5月まとめ】
活動休止してます
明日ですが、C88の情報
歩いて帰ろう
長門と花火大会
本日丑の日
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
Twitter(ていふのヒト)
カレンダー
これまでの読者
ブログ内検索
アクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。