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2014. 04. 22  
◇鎮守府劇場(第9364話)
「作戦始動」


鎮守府所属の艦娘たちは講堂に集められ、
艦種ごとに分かれてパイプ椅子に着席している。

艦種の違う艦娘たちが一堂に会することなどは滅多にない。

覚えがあるとすれば昨年末のクリスマスに
パーティを行ったとき以来か。

普段と異なる雰囲気に幼い少女たちが多い駆逐艦を始め、
軽巡、重巡の艦娘あたりもざわついている。

戦艦陸奥は落ち着かない様子で周囲を見回す。

長門「落ち着け陸奥。戦艦たるお前がそうでは示しがつかぬ」

胸の前で腕を組み、椅子に深く腰を降ろした長門が妹艦をたしなめる。

陸奥「この状況なのに落ち着いているのね長門は」

長門「我らは戦艦だ。鎮守府の要だ。どんな命令であっても、どんな相手であっても、この身が果てるまで戦うより無いだろう? 心を乱されることなど何もない」

端正な顔つきに不敵な笑みを浮かべる。
陸奥はその様子に気後れを覚え、反論の語句すら紡げなかった。

長門「そら、提督のお出ましだ」

講堂内に提督が現れるとそれまでの喧騒がピタリと止まり、
全員の視線が提督の姿に注がれる。

提督は急ぐでもなく、
一歩一歩直線を描くような足取りで講堂の正面の演壇へと上がった。

吹雪(秘書艦)「総員!起立っ!」

秘書艦の合図で艦娘たちがザッと立ち上がる。

吹雪「敬礼!」

脇を締めた敬礼が一斉に行われる。
演壇の提督がそれに対して答礼を返した。

とーこ(提督)「全員、着席してよろしい」

吹雪「着席!」

全員が着席したのを見回すと、提督は大きく息を吸い、口を開いた。

とーこ「我が艦隊は軍令部からの指示により、明日、23日ヒトハチマルマルより作戦行動に入る」

提督の言葉に講堂内がざわつくが、吹雪が咳払いをすると再び静寂を取り戻す。

とーこ「正月の特別任務とは異なり、この作戦は大規模な物になると予想される。諸艦は与えられた役割に全力を持って臨んでほしい。以上だ」

利根「提督よ。一つよろしいか?」

演壇から降りかけた提督に、重巡利根が声をかける。

とーこ「何か?」

利根「我らは作戦名を聞いておらん」

その言葉に提督は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。

利根「? 言い出し難い名前なのか?」

とーこ「『索敵機、発艦始め!』だ」

利根「は?」

とーこ「『索敵機、発艦始め!』だ」

利根「は?

とーこ「もうとにかく、お前たちは頑張っちゃってください。以上」

正直、そのイベント名はどうかと思うよ?運営さん。

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